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樹木葬、永代供養墓の違いとは?その①
永代供養をお探しの方へ
墓地管理士としての知識を生かして、
樹木葬と、永代供養墓の違いを少しお話したいと思います。
「樹木葬」とは
諸説ありますが、散骨の意味合いが強いのが、元々の始まりと言われています。
樹木を墳墓「お墓」の代わりにして、自然に返すという風習の強い地域から始まっています。
散骨の仕方に問題があった場所があり、そのため、自治体が散骨を取り締まるようになりました。
現在あるのは、樹木をお墓の代わりではなく、プレート(石板)などをお墓にしているため、「樹木は」あくまでシンボルのような意味合いが強いのではないでしょうか。
樹木葬は様々な考え方から作られているので、業者や寺社などに聞くと良いかもしれません。
「永代供養墓」
永代供養墓は、永代供養付きのお墓の事になります。
大体的に世にでてきたのは最近です。
従来のお墓のデメリットを無くし、かつ、お墓文化を無くすわけではなく、代々繋いできた、いきたいという気持ちを大切に考えたものになります。
「樹木葬」も「永代供養墓」も焼骨「遺骨」を供養するという事に変わりはありません。
ここで大切なのは「永代供養という言葉です」
永代に渡り供養をしていく事です。なので永久でもなければ、後継ぎがいないければ代々ではないので、永代供養という言葉は疑問に思うかもしれません。
ですので、寺社により、何年間という期間を設けています。あくまで、永代供養という言葉は、受け入れやすいように使っているものになります。
「代々繋いでいかないといけない」「掃除が大変」「維持費がかかる」「墓参りにいかないといけない」
これも、申込みされる方には負担がかからないようになっていると思います。
※長文になってきましたので、次回にもう少し踏み込んだ違い「メリットやデメリット」について話したいと思います。
大覚寺金華墓苑
担当 墓地管理士 井之下